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先週水曜日、木曜日の夜、気分転換にロックでも~なんて思いつつ、
久々に石狩東防波堤へ出撃してきました。

水曜日は「なんで石狩でこんなにバイトが?」ってくらいの高活性な日でした。
石狩でワンキャストワンヒットが5回連続したのって初めてですよ。
ってか、もう二度とないような気がする。

結局、28cmを一本だけお持ち帰り。
お刺身とお茶漬けにしておいしくいただきました。
アラを一度カリカリに焼いてからアラ汁を作ってそれをお茶漬けの汁にするんですけど、劇ウマでした。


で、翌日木曜日。

強風(笑


しかし意地でも気分転換したかった私は、またまた石狩東防波堤へ。
着いてみると、誰もいない。
まぁ、当たり前ですよね。

そんなこんなで、先端までトコトコと歩いていったわけです。

強風だったので、シンカーはロッド上限ギリギリの10gで大遠投。
影が出来るくらいの明るい月夜だったので、ワームはシルエットがクッキリと浮かぶはずのソリッドカラーをチョイス。
いくつかある中で、定番のGパルスレッドを選択。

よっしゃ、いざ一投目!!
風が途切れる瞬間を狙ってフルキャスト~~。

こんなに潮がヘンに流れてる時は、スイミングは効かないだろう。
ここはひとつボトムパンプだボトムパンプ!

・・・とか一人で勝手に決め付けつつ、カンを信じて大きめのボトプパンプ。
ほとんどジャークみたいな早目で短いリフトに、これまた細かいトゥイッチを混ぜたカーブフォール。
いやほんと、ピン!と来た直感だけの行動です。

しかし、この直感に従った行動が奇跡を呼ぶことになる。

突然「ゴビンっ!」とロッドティップが弾かれるようなアタリ。

「ゴビン?、え、え、まさか・・・」

実はこのゴビンっ!!系のアタリ、先日余市にて2回潜られた時のファーストバイトそのものだったのだ。
しかし、石狩新港にそんな大物がいるわけないという先入観が一瞬行動をためらわせる。
アレじゃないの、後ろから見ると吉田栄作だけど前から見るとテメーふざけんな的な私のようなタイプのお魚ちゃんなんじゃないの?

(ゴビンっ!を感じてからここまで約1秒)

しかし、今日の私は冴えている。
ゴビンはゴビン、とうとう石狩でやっちまうのか、写真と一緒にブログに載せると一気にヒーローになっちまうのか、ヤッバイ美容室行ってこの髪なんとかしないと、うわ~最近釣り場でギャルに声をかけらることがやたら多いし(実話)、ヤッベェオレヤッベェ。

(ここまで約0.2秒)

軽く巻き合わせ&ロッドティップで聞いてみる。

重い!!!!!!!!!

高速でラインスラックを回収しつつティップを下げ、問答無用で一気にフッキング!


ドズ~ン!!


乗ぉったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああぁぁぁぁああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
ビグザムだビグザムきたよビグザムきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!


さぁ来るか一発目の突っ込み!

ズゴガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!

来たぁぁああああああああああ突っ込みキタよ突っ込みキターーーぁぁぁぁぁぁぁあぁああああ!!!!!

大げさではなく、この時点でロッドはバットから曲がってる感じで曲がってる。
しかし、余市での苦い経験を生かし、この夜はもしものためのドラグ調整を私としては慎重に行っていたのであった。

さてここからが本番だ。
笑ってしまうくらいにスルスルとラインが出て行く。
10ポンドなんだけど、スルスルスルスルスルスルカキコキカキコキカキコキとスムーズなドラグ音とともにいとも簡単に引き出されていく。

フンっ、今日はドラグのグリースアップをやってきたばっかなんだよ。
オレのバイオマスターなめんなよ。

・・・・・お願い早く止まって。シンヤの言うこと聞いてお願い。

と思ったら、一瞬止まった。

おらぁぁてめぇぇぇぇなめんなゴラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ~~~~~~との気合とともに、一気に底からひっぺ返しでゴリ巻き開始!!


だぁぁぁ二発目の突っ込みきたぁぁぁぁぁぁぁああああああああ~~~!!!!!!!
ラインが止まんねぇ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!

オイオイどんだけデカイんだ?
これは楽しい。楽しすぎる。

そんな格闘をしているうちに、やっと魚が疲れてきたらしい。
突っ込みが弱くなってきた。

おらぁぁてめぇぇぇぇなめんなゴラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ寄ってこいやオラぁぁぁぁぁぁっぁあぁあああああああああああああぁぁぁああぁぁああああ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
(私はチンピラではなくてサウンドクリエーターです)

とにかくポンピングとゴリ巻きで一気に寄せた。
よっしゃ、浮いてきた!!!

一度浮いたらしめたもの、腕力まかせで強引に巻く!!!!!

「ドバシャツ!!」という音が暗闇から聞こえてきた。
その音がいつもよりオクターブ低い。
こりゃ~デカイぞ。

足元約3m下の海面をキャップライトで照らしてみる。


・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


デケェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!
なんじゃこれ?
石狩東にこんなの居たのかよ!!!!


目測では間違いなく40cm以上。ひょっとすると45cmに迫っているかもしれない。
長さだけではなく、体高もスゴイ。

こういう時の私は冷静だ。
サイズの目測は98%合っている自信がある。
寄せて上げているのか天然物なのか、私をごまかすことは出来ない。
そう、女性の胸を見る時のあの鋭い目のことだ。
伊達にターミネーターの目を持つ男と呼ばれているわけではない。

ヤバイ、写真入りのエントリを載せた途端にグーグル検索来まくりでアクセス5000超の場面が目の前に浮かんできた。

よっしゃぁぁぁ、いざランディングだランディングゴラァァァッァッァァァ!!!


・・・・・・・どうやってランディングしよう。

タモなど持ってない。
石狩新港にタモなんて、マクドナルドでエスカルゴを頼むようなものだ。

落ち着け、こういう時の私は冷静だ。

一瞬ロッドを折った後の光景が目に浮かぶ。
玄関に正座してカミさんに怒られてる38歳サウンドクリエーターの姿がそこにあった。


イカ~ン!!!!ロッドを折っちゃイカ~ン!!!!!
正座やだぁぁぁぁぁぁぁああああああああぁぁああああ!!!!!!

ここで冷静さを失ってしまった。

そのまま抜きあげてもこの程度ではロックスイーパーは絶対に折れない。
そのためにコレを買ったはずだ。
現にデカアブを抜きあげてる実績もあるではないか。
ラインも10ポンド。スペック上では約4.5kgまでは余裕だ。

その瞬間何を考えていたのか、まったく思い出せない。
私はロッドティップを左手で支え、ボートフィッシングでの抜きあげのような態勢になっていた。
しかもそのまま後退りを開始してしまったのだ。

堤防にラインがスレる。
こうなるといくら田辺哲男監修デュエルロックフィッシュフロロカーボンラインでもひとたまりもない。

あっという間にラインブレイク。
「バシャンツ!!」という音。
長年生き抜いてきたであろう巨ソイの「ふぅ~素人で助かったゼ」というつぶやきが聞こえたような気がした。


あああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ落としたぁぁぁぁああああああライン切れたぁぁああああああ落ちたぁぁああああああチキショぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおああああああああああああああああああああ~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オレ全然冷静じゃないじゃん!!
オレ初心者丸出しやん!!!

最後の最後で経験不足でパニクッてしまった自分が心底情けなかった。
ヒザがガクガクしてしばらくボーゼンとしていた。

アレは絶対に居つきのソイではない。
たまたまあの日あのポイントに沖から回遊してきた巨ソイだ。

巨ソイと出会うのは運。
それを釣り上げるのは実力。
それは人生のあらゆる場面でも真実であろう。

誰かがどこかの雑誌で言っていた言葉だ。
もう痛感しまくり。
痛感しまくりです。

その後、ヒザをガクガクさせながらトボトボと家路についたのは言うまでもない・・・・・。

寝る前にもう一度反省してみた。

1.潮の流れと色を見て、大遠投で行こうと思った
2.明るい月夜だったので、ソリッドカラーのワームでシルエットをクッキリだそうと思った
3.強風の中、狙ったところにドンピシャでリグを投入できた。
4.探るような「ゴビンっ!!」というアタリの後、喰わせてガッツリとフッキング出来た。

ここまでは私のカンと経験、実力が占める割合が大きいであろう。

5.ラインを出されつつ、ファイトを制した
6.一気に浮かせて岸まで寄せた

ここまでも、私の力が占める割合が大きいであろうと思う。

しかし、肝心なところ、つまり「巨ソイと出会う」というところは、運の要素が非常に大きい。
まさに運である。

そして最後の最後、ランディングの段階になってパニックとなり、どこかのDVDで見たような仕草を場所違いにも関わらずに実践してしまい、ラインをブレイクさせてしまった。
今思うと、笑えないくらいくらいにバカげている行動だ。
知識だけはあるが経験不足によるパニックだ。

もう二度とこんなバカなことはしないのは確実なのだが、石狩東防波堤であんな巨ソイと出会う運もまた二度とないであろう。

なんか人生を感じてしまった。
運も実力のうちというが、それは違うと以前から思っていた。
運はただの運であって、誰にでもあるものだ。

問題は、その運が転がり込んできた時に、それに対応できる実力と経験を備えているかどうかなのだ。
その運が生きるかどうかは、人の手を借りず、自分自身でどう対処できるかにかかっているのではないか。
ちっぽけな運であれば、中途半端な実力と経験でも対応できるだろう。
しかし、どデカイ運であればあるほど、それ相応の実力と経験が求められるのではないか。

たかが魚釣りで大げさな・・・と思う人もいるかもしれない。
しかし、これは生き物相手のルアーフィッシングである。
騙し、騙されのゲームフィッシングであり、魚は自分の命がかかってるから必死になるわけだ。
当然デカイ魚は長年生き残ってきた個体にほかならず、その数は少ないであろう。

つまり、今回の巨ソイアクシデント、これを私は天からのメッセージと受け取ることにしたのであった。
おそらくは、今やろうとしていること、今後やろうと企んでいることに対して、まだ実力と経験が足りないから再びしばらく爪を磨いでおけというメッセージであると、そう思うことにした。

それくらいに、いろんな意味でタイミングが良過ぎるアクシデントであった。

これを見てる皆さんに、今回のポイントとデータをお教えします。
回遊系のデカソイ集団だとしたら、同じ潮周り、同じ天候の日にまた同じルートを通る可能性が大だと思いますよ。

* 中潮、満潮から干潮にかけての6分高、0時30分頃
* 月夜が明るい快晴、北西の強風
* 石狩新港東防波堤先端部右側に向かって、6フィートプラスアルファのロッドと10gのシンカーでフルキャスト
* ワームはGパルスの赤、フックは3/0オフセット、金ブラスシンカー
* 細かいピッチのボトムパンプアクション、長めのカーブフォール、長めのステイ
* 「ゴビンッ!!」という感じの単発バイト、その後聞いて喰わせて一気にフッキング

石狩新港東防波堤での北西の風は濁りを運んでくるので最悪と言われてます。私もそう思ってます。
ひょっとすると、石狩では非常に珍しい、明るい月夜という条件がキーだったのかもしれません。

運といいつつ、その要素をなるべく小さくするべく、私も再び行ってみようと思います(笑
赤いBerkleyのウエストタイプライフジャケットとロックスイーパー&’06バイオマスター、ジークラックの黒フィッシングバッグと長身が目印ですので、もし見かけたらお気軽に声をかけて下さい。
一緒にデカイのを仕留めましょう!!!

コメント
無題
お久しぶりです。
デカイのを狙うそして本能と知識で巨大魚と戦うのはロマンですよね。
僕は滋賀に住んでいたのでバスフィッシングをしてました。
大物がいるとうわさのポイントに大物狙いのラバージグを投入して底につくまで待っている間に違和感があったのでフッキングしてラインは16ポンド、デカバス用のロッドで挑みました。
すげー引きで湖に落ちそうになったのを覚えてます。長い駆け引きの末にようやくと思ったらバスが水面からジャンプそして外れる俺のルアー涙が止まりませんでしたよ。
友人からもアレ50cmは超えてたよな興奮しながら話していました。
と思い出話を長々としたところで今度一緒に釣りにつれていってくださいw
【2008/07/31 20:44】 NAME[りっく] WEBLINK[] EDIT[]
無題
>>りっくさん

どもども、お久しぶりです。
お元気でしたか?
レスが遅くなってスイマセン。

りっくさんはバサーだったんですね!!
滋賀県というとやっぱり琵琶湖辺りでブイブイいわせてたんでしょうか。

>>>バスが水面からジャンプそして外れる俺のルアー涙が止まりませんでしたよ

スゲーよく分かる・・・(笑

次回北海道に来ることがあれば、一緒にロックフィッシュ行きますか!!
【2008/08/08 18:34】 NAME[s-watabe] WEBLINK[] EDIT[]


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"Rise Dive & Ride"
全国CDショップにて
発売中!!
Profile
HN:
s-watabe
性別:
男性
自己紹介:
音屋・音効屋・サウンドクリエーター・サウンドデザイナー。
NueroSocietia(ニューロ・ソサエティア)名義でアーティスト活動もやってます。
コンシューマゲームからCM音楽、リミックスからアーティストCD、効果音からnu-metalまで、といったお仕事ジャンルで活動中。

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